弁護士ドットコムの掲載効果が出ないときに見直す3つの項目

この章で学ぶこと

弁護士ドットコムに掲載しているのに問い合わせが来ない――この章では、掲載をやめる前に見直すべき3つの項目を学びます。プロフィールの内容、対応分野の設定、無料相談への回答の質と頻度、それぞれの見直し方を具体的に整理します。

掲載しても効果が出ない原因は3つに分かれる

弁護士ドットコムに掲載すれば自動的に問い合わせが来る、というわけではありません。ポータルサイトは、多くの弁護士が同じ場所に並んでいます。相談者はその中から選ぶ必要があります。選ばれなければ、掲載していないのと同じです。

効果が出ない場合に原因として考えられるのは、次の3つです。

  • プロフィールの内容が薄く、選ぶ理由がない
  • 対応分野の設定が合っていない
  • 無料相談(みんなの法律相談)への回答が少ない、または質が低い

どれかひとつが原因のこともあれば、複数が重なっていることもあります。以下、それぞれの見直し方を見ていきましょう。

見直し1: プロフィールの内容 — 写真・自己紹介・料金表示

相談者が弁護士を選ぶとき、最初に目に入るのがプロフィールページです。ここで確認すべき項目は3つあります。

写真

写真がない、または画質が悪いプロフィールは、それだけで候補から外れやすくなります。相談者にとって、顔が見えない相手に連絡するハードルは高いです。スマートフォンで撮った写真でも構いませんが、明るさ・背景・服装が整っていることが最低条件になります。スタジオで撮影した写真があるなら、それを使ったほうがよいでしょう。

自己紹介文

初期設定のまま、あるいは数行しか書かれていないプロフィールが多い状況です。相談者が知りたいのは、自分の悩みをこの弁護士が扱った経験があるかどうかです。経歴の羅列よりも、どの分野にどのくらい取り組んできたかが分かる文章のほうが選ばれやすくなります。

料金表示

相談料が無料なのか有料なのか、着手金の目安はいくらなのか。これが分からないと、相談者は問い合わせること自体をためらいます。「まずは相談してください」だけでは、相談者は費用の見当がつきません。金額を明示できる部分だけでも記載しましょう。

見直し2: 対応分野の設定 — 絞りすぎ・広げすぎを確認する

弁護士ドットコムでは、プロフィールに対応分野を設定できます。この設定が効果に影響します。

絞りすぎの問題

対応分野を1つか2つしか設定していない場合、検索にかかる機会が減ります。実際に受け付けている分野があるなら、設定に反映させておいたほうがよいでしょう。

広げすぎの問題

逆に、すべての分野にチェックを入れている場合も問題があります。相談者から見ると、「何でもやります」は「何が得意か分からない」と同じに映ります。分野ごとの注力度が伝わらなければ、得意な分野で検索してきた相談者にも刺さりません。

見直しの基準は単純です。実際に受任したことがある分野は設定し、受けたことがない分野は外す。そのうえで、自己紹介文の中で特に力を入れている分野について補足します。設定と自己紹介文が一致していることが大事です。

見直し3: 無料相談への回答の質と頻度

弁護士ドットコムの「みんなの法律相談」は、相談者が無料で質問を投稿し、弁護士が回答する仕組みです。この回答は、プロフィールページからも閲覧できます。つまり、回答の内容と件数が、相談者がその弁護士を選ぶかどうかの判断材料になっています。

回答の頻度

回答件数が少ないと、プロフィールに表示される実績が薄くなります。定期的に回答していると、アクティブに活動している弁護士として相談者の目に留まりやすくなります。

回答の質

一行だけの回答や、「弁護士に相談してください」で終わる回答は、相談者にとって選ぶ理由になりません。相談内容に対して具体的な方向性を示している回答は、「この弁護士に相談してみよう」と思わせる力があります。

すべての質問に回答する必要はありません。自分が力を入れている分野の質問に絞り、丁寧に回答するほうが効果は高いです。回答の分野が絞られていること自体が、その分野に詳しい弁護士だという印象を生みます。

まとめ — 掲載料を払う前に、プロフィールと回答を整える

弁護士ドットコムに掲載しても効果が出ない場合、掲載そのものをやめる前に確認すべきことがあります。

  • プロフィールの写真・自己紹介・料金表示は整っているか
  • 対応分野の設定は実態に合っているか
  • 無料相談への回答は、得意分野に絞って丁寧に行っているか

これら3つを見直しても改善しない場合は、掲載を続けるかどうかの判断に進むことになります。ただし、プロフィールが整っていない状態で掲載効果を評価しても、正確な判断にはなりません。まずは掲載している情報の質を上げてから、効果を再測定しましょう。その結果を見て、掲載を続けるか、別の集客手段に切り替えるかを判断したほうが合理的です。

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